お知らせ2018年03月7日

木製チェアー(パテ補修)その16

今日も補修を掲載したいと思います。

店内にあるチェアーですが、倉庫で保管している時に傷が付いた

ようでへこみ傷がありました。

今回これを補修していきたいと思います。

まずは補修部分をパテが付きやすい様に削ります、他を傷付け

ない様に養生テープをしっかり貼り付けます。

白くなっている部分が木の素材が見えています。

(背景がいろいろと写ってしまいすみません・・・)

ある程度削り終えると、いよいよパテを付けていきます。

パテは硬化剤を入れすばやく混ぜないとすぐ硬くなりますので

さっさっとやってしまいましょう~。

パテを付けるとこんな感じになります。

今回は白色を使いましたが、色つきパテでも良かったです。

乾燥するまでの間きらいな色合わせを行います。(><)

パテが乾燥したら今度は削っていきます、パテ部分と本体を平面に

なるように慎重に。。

少し曲面なのでそこを考慮し削ります。

ある程度削り、平面にもなっているか確認します。

パテと木の素材が見えています、この部分に着色していきます。

今回はレッドブラン、ブラック、チェリーなど少しづつ混ぜ

色合いを見ていきます。

また筆塗りだと筋が入りべた塗りになるのでスポンジみたいなのに

含ませ軽くぽんぽんと叩くように塗っていきます。

するとこんな風に仕上がります。

傷は分からなくなりました、色合いもぱっと見はわかりません

全体的に艶調整を行い完成です。

このチェアーは色の明暗があるのでぼかしながら塗りました。

背と座面でも少し色が違います。

あと1脚も傷があるのでそれも直してみたいと思います。

まだまだ年内掲載をがんばっていきますので宜しくお願いします。!

 

以上、神田店でした。!