12月、一年を締めくくる慌ただしい時期を表す「師走」。師走って、なんでこんなに忙しいのでしょうか…
アレもコレもと、やることリストがどんどん増えていく感じがしますよね。
実は、この忙しい時期こそ、仕事の効率を上げるチャンスです!
今回は、そんな忙しいあなたでも、すぐに実践できる生産性アップの秘訣を3つご紹介します。
1.生産性を上げるとは?
「生産性」というと、なんだか難しそうに聞こえますが、簡単に言うと「少ない時間でより多くの成果を出す」ということです。
例えば、だらだらと休憩する時間を減らして、仕事に集中したりするのも、生産性を上げるための行動の一つ。
生産性には、労働生産性、人時生産性、資本生産性、全要素生産性と様々な種類があります。
代表的な3つは以下の通りです。
1 仕事の効率性や集中力を高める「人時生産性」
最小限の時間と労力で、最大の成果を出す、 外部の妨げに惑わされることなく、目標に向かって集中すること
(計算式:人時生産性: 生産量または生産額 ÷ 総労働時間)
2 仕事の質を高める「労働生産性」
完璧を求めるのではなく、求められる水準以上の成果を出すこと
(計算式:付加価値額 または生産量÷ 労働投入量(労働者数 × 労働時間))
3 仕事の創造性を高める「全要素生産性」
新しいアイデアを生み出し、問題解決に繋げること(計算式:生産量 ÷ 全要素投入量)
2.企業のオフィスでの生産性向上例
1 フレックスタイム制の導入
従業員が自分のライフスタイルに合わせて働き方を選択できることで、仕事と生活のバランスが取りやすくなり、結果的に生産性が向上するケースがあります。
2 リモートワークの推進
出勤時間を削減し、集中して仕事に取り組める環境を提供することで、生産性の向上が期待できます。
また最近では、出社とリモートワークを組み合わせたハイブリッドワークを導入する企業もあります。
例えば、ソフトバンクは、月に1回以上オフィスに出社し、テレワークとオフィスをバランスよく活用するハイブリッドワークを導入しています。これにより、従業員の生産性や生活の質の向上につながっています。
3 オフィス環境の改善
快適なオフィス環境は、従業員のモチベーションを高め、生産性を向上させる効果が期待できます。
今お使いのオフィス家具を活かしながらレイアウトを見直して、模様替えするだけで気分も変わり、
モチベーションや生産性がアップするなんてことも!?
模様替えでの家具移設などもお手伝いできますので、気軽にご相談ください。
また、フリーアドレスデスクの導入もおすすめです!
4 教育・研修制度の充実
従業員のスキルアップを支援することで、業務効率化や新たな価値創造に貢献できます。
3.すぐ実践できる!生産性を上げるための5つの習慣
1 タスクをリストアップして、優先順位をつけよう!
「今日中に絶対終わらせたいこと」から「まあ、後でも大丈夫かな」というタスクまで、とにかく書き出してみましょう。そして、重要なものから順番に片付けていくと、効率的に仕事を進めることができます。
2 時間を区切って、集中して仕事に取り組もう!
例えば、25分間仕事に集中して、5分間休憩する「ポモドーロテクニック」がおすすめです。
タイマーをセットして、その時間内に集中して取り組むことで、だらだらと時間を浪費してしまうのを防ぎます。
3 デスク周りをスッキリさせよう!
散らかったデスクは、心をザワつかせ、集中力を妨げます。
必要なものだけをデスク上に置き、スッキリとした状態を保つようにしましょう。
4 休憩はしっかりと!
休憩は、仕事のパフォーマンスを維持するためにとても大切です。
疲れたと感じたら、少しだけ席を立ってストレッチをし、窓の外など遠くを見ましょう。
5 同僚と協力して、仕事を楽しもう!
一人で抱え込まず、困ったことがあれば、同僚に相談してみましょう。
お互いを助け合うことで、仕事がスムーズに進み、ストレスも軽減されます。
まとめ
師走は、生産性向上への意識を改めて促す時期と言えるでしょう。
これらの方法を取り入れることで、オフィスでの生産性の向上が期待できます。ぜひ試してみてください!